保育士資格試験とは?
保育士資格を取得するには、2つの方法があります。
- 保育士を養成する学校や施設を卒業する
- 保育士資格試験に合格する
この2の方、つまり学校に通わなくても資格取得できるのが、保育士資格試験です。
試験勉強のためのスクールに通ったりせず、独学で合格しました!
どのように勉強したのか、勉強方法を紹介します。
具体的には、8つの学科試験+実技試験から構成されます。
<学科試験>
保育原理、教育原理及び社会的養護、子ども家庭福祉、社会福祉、保育の心理学、子どもの保健、子どもの食と栄養、保育実習理論
<実技試験>以下から2つ選択
音楽、造形、言語

幼稚園教諭免許所有者および、社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士の資格を所有している場合は、一部免除になります。詳細は全国保育士養成協会のサイトを見てね!
私の試験結果
これから書く勉強方法がどのくらい効果あったのか参考になればと、試験結果を書きます。
1発合格を目指していましたが、最初の受験では学科試験を1科目(子ども家庭福祉)を落としてしまって実技に進めず、合計2回の受験で合格しました!
元々、教育や福祉関係が専攻だったわけでは無いなか、まあまあのスピードで合格できたかなと思います。
【学科試験】勉強の流れ
①全体をつかむ
私は全くの初学だったため、保育士試験とはどのようなものなのか全体像をつかむことから始めました。
具体的には、以下2点です。
・本ブログのような過去の合格者ブログを読む
・全体像が分かるテキストを読む
最初に読んだテキストは、こちらの「ユーキャンはじめてレッスン」です。
学科8科目分が簡単に紹介されているので、どの科目にどのような内容が含まれるのか、科目ごとの関連性を学ぶことができました。
学科は8科目ありますが、8科目は完全にバラバラではなく、重複している部分もあるため、それが事前に頭に入っていることで効率よく勉強ができたと思います。

全体像をつかむだけなら、情報は最新でなくてもよいので、本はフリマサイトなどで1~2年くらい前のものを安くゲットするのもいいかも!
②学科ごとに勉強する
解説が書いてあるテキストを読みながら、学科ごとの勉強を進めました。
まずは1回全て読み、その後は自分が苦手だと感じる学科から重点的に勉強しました。
何度もテキストを読み、自分なりにキーワードをノートにまとめることで頭に入れました。
最初に読んだ「ユーキャンはじめてレッスン」が分かりやすかったので、引き続きユーキャンのテキストを使いました。
ポイントは、メインで使うテキストは最新のものを使うことだと思います。
大まかな内容は変わらないのですが、法律の改正などにより細かな数値等が変更になることがあり、そういう数値が試験に出たりします。
もし、古いテキストを使う場合は、最新情報を検索するなどして、補ってください。
③様々な視点で復習する、暗記する
例えば、ある一人の人物について出題される時、
・〇〇した人物は?
・〇〇という本の著者は?
・〇〇(人物名)が行った活動と関わりが深いものは?
等々、様々な視点で出題される可能性があります。
ずっと同じテキストで勉強していると、普段と違う視点で出題された時に答えられなかったりするので、こちらのYoutubeチャンネルで補っていました!
語句や年号のゴロ合わせも沢山紹介されています。
楽しみながら学べるオススメのチャンネルです♪
④自分で調べる
保育士資格の勉強をしていると、沢山の法律や統計、書籍、人物等が出てきますが、テキストはページの都合上、有名な部分や試験に出題されやすい箇所しか書かれていません。
私は、資格取得がゴールではなく、保育士試験科目への理解を深めることが目的だったこともあり、気になるものは、自分で調べて学んでいました。
そうすると、記憶にも残るので、結果的に試験にも役立ちます。

例えば、こんなことを調べていました!


⑤過去問を解く
どのように出題されるか知るには、やはり過去問を解くことが重要だと思います。
②で紹介したユーキャンのテキストには、章末に過去問が少し載っていましたが、数が少ないため、以下のサイトで過去問を解きました。
試験を実施している全国保育士要請協議会のホームページでは、過去2回分しか過去問を公開していませんが、こちらの三幸保育カレッジさんのホームページでは、過去10回分+ミニ解説付きで公開されています。
もっと詳しい解説が欲しい場合は、過去問題集もありますが、個人的には、
なぜその答えになるのか分からなければ、自分で調べて学ぶのが一番効果があると思います。
おわりに
あくまでも一例ですが、私が行った勉強方法を紹介しました。
どなたかのお役に立てば幸いです!
実技試験対策について知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。
