はじめに
帝王切開での出産、結局いくらかかったんだろう?と思い、出産後に計算してみました。
帝王切開は医療行為にあたるため、様々な給付金などの付与対象になることがあります。
色々な制度があって分かりにくかったため、忘れないうちに、記載しようと思います。
ご留意いただきたいのは、これは2022年度の制度のまとめということです。
子ども関係の政策が度々話題になっていますので、今後、制度が変わる可能性はあります。
出産にかかった費用
- 妊婦健診(薬代を含む)約13万円
- 出産 約66万円 ※保険適用済
計 約79万円

妊婦健診って、健診チケットあるから無料だと思っていましたが、毎回5千円~1万円持ち出しが発生しました。
帝王切開は保険適用になるというのもポイント!
もらえた給付金など
- 出産育児一時金 42万円
- 付加給付金(加入している健保独自) 約9万円
- 高額療養費給付金 約6万円
支払い額が一定額(自己負担限度額)を超えた場合、申請することでもらえるお金。
加入健保によっては、申請しなくても自動的に処理してくれることもあります。 - 民間医療保険給付金 約2万円
加入している場合、「入院給付金」「手術給付金」の対象になることがあります。
帝王切開以外にも、吸引分娩、鉗子分娩も対象になることがあるので、加入している方は給付条件を調べてみてくださいね!
計 約59万円

高度医療費と民間医療保険の給付金は、医療行為にあたるということでもらえました。
結局、いくらかかったの?
かかったお金:約79万円 - もらえたお金:約59万円 = 約20万円
経膣分娩での出産と比べると、少ないですよね。
とはいえ!
腹腔鏡手術がある時代ですが、赤ちゃんを取り出す必要があるので、15センチくらいガバッと切っているので、出産ではありますが、立派な開腹手術です。
術後しばらく、本当に辛かったので、お金もらえなくて良いから、お腹切らなくて済むなら切りたくなかった~~というのが本音です。

給付金もらえたからと言って、傷の痛み、身体の辛さが軽減される訳ではないけれど…
ほんのちょっとでも、気持ちが明るくなることに使えたら良いですよね♪
ちなみに、一番ややこしかった制度は?
ダントツで、
- 高額療養費制度
です。
「もらえるはずのお金が少なくない??」
と思って調べて知ったのですが、
月単位の計算になるため、入院費用合計は同じでも
①同月内に入退院した場合
②入退院がふた月にまたがった場合
だと、給付額が違います。(①の方が高額)
説明が分かりやすく、私が参考にしたサイトを紹介します。

高額療養制度は、出産に限らず使える制度なので、知っておいて損はなさそう!
急な入院はコントロールできないから仕方ないけれど、計画入院の場合は、この辺りも考慮してスケジュール組めたら良いですよね。