【帝王切開】入院 あると便利なモノ

妊娠・出産

私の入院生活

私は元々自然分娩希望で、緊急帝王切開で出産しました。
事前には帝王切開になるとは思っていなかったため、帝王切開用の入院準備は何もしていませんでした。

実際に帝王切開後の入院生活を経験してみて、

「これがあれば良かった!」
「これが便利だった!」

と思ったモノを紹介します。

傷が痛くて、身体が動かせない~の対策

  • トング、菜箸、マジックハンド等
    少し遠くにあるものを取りたくても、傷が痛くて身体を伸ばせない!
    下の方にあるものを取りたくても、傷が痛くてしゃがめない!

    そんな時、トング、菜箸、マジックハンド等があれば、どんなに楽だったか!!と思います。

    退院後、マジックハンドはなかなか使い道がないかもしれませんが、トング、菜箸は使えるだろうし(笑)、100円ショップで買えるので、ぜひ!

一番最初に書くほど、あったら良かったな~~と思ったモノです。

リップクリームを床に落とした時は、傷が痛くて拾うのに10分以上かかり、地獄でした(泣)

  • リップクリーム、髪ゴム等の無くなりやすい、落としやすいものは大量に
    何かを落としてもなかなか拾えないなら、大量に持参しよう!という作戦です。

    床ならまだしも、ベッドの下など取りにくい場所に転がって行ってしまった時は、トングを使っても拾えないので…

    他には、ボールペン、歯ブラシ、コンタクトケースなどでしょうか。
     
  • 延長コード
    これは、帝王切開に限らず、入院グッズによく書かれているかもしれません。

    入院中は、ベッドの上で身体を起こすだけでも傷が痛くて時間がかかるし、辛かったので、スマホを充電するために移動、身体をひねる等は現実的ではなかったです。

    私が入院していた部屋は、枕元に電源がありましたが、ベッドのリクライニング機能を使って身体を起こすと、位置的にうまい具合に電源が使えなかったため、持ち込んで役立ちました!

この動作で傷が痛むの!?の対策

  • 腹巻
    歩いたり動いたりするとお腹が揺れて、その揺れで傷が痛かったです。

    産後ニッパーを持ち込んでいましたが、帝王切開対応品ではなく、ボーンが傷に当たって痛くて使えませんでした。
    たまたま持ち込んでいた腹巻で、傷を圧迫することなく、優しく保護することができました。

トコちゃんベルトのトコちゃん腹巻を使っていました!
柔らかいけれど、しっかりした生地で、優しくお腹を包み、支えてくれました。
セミロングでも60cmと長く、産後直後のたるんだお腹もすっぽり覆ってくれます。


手すり、椅子など、何かが傷に触れてしまうのも恐怖だったけれど、腹巻をつけていると少し安心できました。

  • 飴、グミ類
    咳が出ると、その度に傷がズキズキ激しく痛み、涙目になりました。

    咳が出そうになった時用に、飴があれば良かった!!
    ※食事制限ある方は、気を付けてくださいね。

余談ですが。

手術直後、リクライニング機能で起き上がるのも傷が痛くて辛くて、寝ながら水分補給をしていたら激しくむせてしまって、それはそれで本当に辛かった。「もう水飲みたくない~(泣)」と思ったよ。
皆さんも気を付けてね!

さいごに

出産入院グッズについて検索すると、経膣分娩を念頭においたグッズばかりがヒットするような気がします。

私もそういう情報を見て入院準備を進めていて、購入した産後ニッパー、骨盤矯正ショーツなどは、傷に当たって痛くて使えず、メルカリ行きとなりました。

帝王切開の割合は年々増えており、分娩の約4分の1が帝王切開、そのうち約6割が緊急帝王切開と言われています。(※)

予定帝王切開の方は、前もって帝王切開用産褥ショーツなど、帝王切開用の入院準備を進めていると思いますが、そういう方には、こういうモノがあると便利!とお伝えしたいですし、
経膣分娩予定の方も、もしかしたら緊急帝王切開になるかも?という気持ちを持っていただき、入院準備の参考にしていただければ幸いです!

私は産後に買ったけれど、この本で帝王切開について理解を深めることができました!
手術のことから次の出産のことまで、帝王切開について知りたい方にオススメです。


※参考
4人に1人!?増加する帝王切開での出産と医療保険の関係性
帝王切開の約6割が“緊急帝王切開”! 必要なのは「心の準備とシミュレーション」